2014年1月28日火曜日

湘南ベルマーレシクロクロス第3戦、シラクCXを実践投入(2014/1/26)

スタート位置よし。がんばろう、オレ。写真:春日部写真店のおださん

脳天直撃の1回転で1周もできずにDNFになった前回の湘南ベルマーレシクロクロス第2戦からたったの2週間後に、湘南ベルマーレシクロクロス第3戦が開催された。

頚椎捻挫の治療にほぼ2週間。癒えてきたと安心していたらひどくなったりで、トレーニングらしきトレーニングはできずにレースをむかえた。

唯一の「のぼって、くだって」。写真:山口でC2残留を決め、関東観光中の京都のマリオ

残留のためにやったことと言えば、IRCのチューブレスタイヤ(シラクCX)を導入したことくらい。タイヤの恩恵を受けるためというよりも、ロードで使っていたCampagnoloのホイールSHAMALを使えることが強力な武器になるだろうという目論見。

どこまで低圧にできるか、その限界値が低いほどしなやかで、グリップ力があると高く評価がされがちなシクロクロスのタイヤ界。「よくわからないけど、低圧にして満足していた自分」にシラクCXは新しい解を提示してきた。

極端な低圧よりも、少し高い空気圧のほうが曲がるのだ。タイヤが腰砕けになってコントロールできなくなるところまで空気圧を下げてもダメだったのだ。ベストな空気圧が思い通りの操舵性をつくる。この発見をもって湘南ベルマーレシクロクロス第3戦に出場した。

スタートは最前列。残留へのチケット1枚目を絶対にとる。同じく最前列に並んだTeamTAMAGAWAの面々についていけば、それで1枚はとれるだろう。勝ちはのぞんでいない。

ペースをつかむために始めから先頭に出るつもりはなく無難なスタート。テクニック不要の踏め踏め区間でパスされることが多かったが、ベストなセッティングが出せたシラクCXのおかげで、コーナリングが思った通りに描けた。

つった両脚にきびしい。写真:京都のマリオ

背後につかれてもインを絶対に刺されない自信を持ってコーナーを攻められることが、体力の消耗を最小限に抑える。

結果39人出場で16位くらい(未確定)でゴールし、残留チケット1枚目ゲットに思わずガッツポーズ。ほとんどの人にとって意味不明で「ネタ認定」されていたらしいガッツポーズは、心からの渾身のガッツポーズだ。

注釈:勝ってない。写真:京都のマリオ
注釈:勝ってない。写真:ゆみちゃん

しかし、レース中に両脚がつるとは。初めての経験だ。拾った子猫の世話、飼い始めた子犬の世話、毎日の残業、激務薄給が自分の残留争いを熱くしている。

残留チケット2回目をとるため、次戦は初の関西シクロクロス(桂川)に上陸!

2014年1月21日火曜日

シャマルにIRCのシラクCXを

シャマルにシラクCX、首の痛みあり
CampagnoloのホイールSHAMALに、IRCのチューブレスタイヤ・シラクCXを装着してみた。強風が吹く荒川を河口まで乗ってみたところ、この区間の最高速度を大幅に更新したようだ。

このあたりは日々の朝練で乗っていたところなので、この日のような強風が吹くこともあったわけで、タイヤの性能とホイールの性能がこの結果を出したと言っていい。

これは思惑通り。

シラクCXの評判はすこぶるよく、レースでも満足に使えるレベルにあるという。使えるチューブレスタイヤの登場によって、レースでSHAMALが使えることが大きい。

自転車競技をやる限り、機材の力は否定できない。

2014年1月12日日曜日

湘南ベルマーレシクロクロス、最低の結果と最高の演出(2014/1/12)

う、ブレーキ遅すぎた!
タイヤロックして制御不能!
階段のほうになぜ行く!
ぐわしゃ
……
湘南ベルマーレシクロクロス(会場は初開催となった中井中央公園)に参加してきた。

抜きどころの少ないこのコースでは「勝負どころと思われた1発目の急なのぼり」で、意外にも上位のほうで山頂まで辿り着いてしまって、アドレナリンどくどくのレースモードになってしまった。

この下りを完全にオーバースピードで突っ込み、先は行き止まりなので結局その分ブレーキを強く握ることになる。タイヤはロック。ぬめった路面でふらついてこのような結果に。

強く頭を打ちつけてしまい、またしてもDNF。1周もできなかったどころか、この後に待ついくつかの危険箇所にも辿りつけてもいないという不甲斐なさ。

完全に自分のミスだ。

試走ではたやすくこなせたコースでも、本番ではまったく別物になってしまう。ミスとはいえ、今シーズンのついてない具合は、まさに降格への青信号。

すでにむち打ち状態で、寝ておきたらもっとひどくなるんだろうな。


「明けない夜はない」というポジティブな言葉を耳にしたことがありますか。私は明日、目覚めたときの痛みが怖い。しかし「明けない夜はない」。ネガティブな意味でな。


2014年1月9日木曜日

フロントのシングル化、カンパニョーロCXクランクにWOLF TOOTHの場合

最先端を行くならWOLF TOOTH
前回のレースでスペアバイクがあるにもかかわらず、ピットに置かずにパンクDNFという失態をおかした反省から少しだけ散財をすることにした。

フロントの変速に不安があり(シマノ比)、インナーに入れることにややためらいがあったグエルチョッティのフロントシングル化。

どうせなら時流に乗りたく、チェーンリングにはWOLF TOOTHを選択。歯が長く、チェーンの脱落も防ぐという噂。

カンパニョーロのCXクランクにインストールするには、チェーンリングに加工が必要(おそらく自己責任)だそうで、それをブログで紹介しているAbove bike storeへ。

店主の須崎さんはシクロクロッサーで、カテゴリ2を走るライバルのひとりでもある。いつもお世話になっているショップではないけど、これもシクロクロスが結んだ縁と、今回の魔改造をお願いした。

インストールを終えたグエルチョッティにまたいでみて、自分がアウター至上主義になっていた理由がわかった。

アウターリングを装着した状態でインナーに落とすと、チェーンに余裕がありすぎ、ダイレクト感が削がれているのである。思うように力が伝わらないように感じるそれが嫌いであった。

フロントをシングル化したことでチェーン自体も必要十分な長さに最適化されたので、小さなチェーンリングでもダイレクト感が残ってくれる。

フロントの歯数、リアの歯数の組み合わせ次第では、関東で開催されるレースのほとんどに対応できるはず。

原則スペアバイクなので、試走してみて考えればいいやというお気楽な立場でブログに残しておく。

Above bike store
http://www.abovebike.com/